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メヒコ、チンゴン

メキシコ人は優しいし楽しい。なんといっても料理がおいしい。ヒューマンクオリティーが高い。文化も面白い、スペインの占領したが現地民の独自のカルチャーが残ったし、混ざった。例えば、病院にいくと「漢方薬」みたいな地元文化伝来の薬を西洋医学のコンテクストの中で処方してくれるんだとさ。

文化の深い、おもしろい国。

そりゃどこ行っても危険はあるし悪いこともある。いい奴もいるし悪い奴らもいる。
日本だってとても悪い奴がいる。そのレベルで言っても面白い国。俺には合う。あそこの砂漠はなんか殺伐としていないんだぜ。サボテンだってさ。

しかし、アメリカではさ、そんな隣の国も知らんくせに、色々難癖つける人がいっぱいいたよ。メキシコは危険?はぁ?アメリカなんて学校で子供が結構な頻度で乱射されてんだぜ、よくいうよ。

メキシコにいって、やりたい放題するアメリカ人をたくさんみたぜ、マジだよ。地元の人たちを完全に下に見ている。花火をまきちらし、地元の子供をおびやかし、パーティーをするアメリカ人。スペイン語なんてまずしゃべらない。リスペクトもへったくれもない。

「お前ら態度悪いぞ!」といったら、「こいつらは俺らの国に違法で移民もくるし、殺人だってする、偽警察だってうようよしている、麻薬だってもちこんでくる、ひどいやつらだから、いいんだよ!」という。。。なんだよ、そのロジック、幼稚園生かよ。お前は旅行者でここにきてんじゃないの?話にもならない。俺は悲しくなったよ。

えらそうにスペイン語も喋らないで英語をおしつけるように地元民に強要してたりすりゃ、地元ギャングのターゲットにだってなるわ。。。(なんか当時頭に来てたのが蘇ってきた、今日はすいません!)

おれは、ある日、メキシコでとあるホテルの前で立ってタバコすっていた。そしたら、あからさまに金持ちのアメリカ人一家が「おいお前、XXホテルはどこだ?」ってぶしつけにいうんだ。「はぁ、しらねーよ」って態度で応答すると、一家が発狂した。で、しばらくして、わかったんだあいつは俺がホテルに勤めるメキシコ人じゃないって。あやまりもしなかったぜ、そいつら。(てか俺は日焼けするとまじで茶色になる笑)で、ホテルのメキシコ人の人たちが出てきて、おれに謝るんだ。「ごめん、本当、ごめんな」で俺のために、怒ってた「Pinches Gringos!(くそアメリカ人!)」ってね。優しい人たちだけど、あーやっていつも虐げられてるんだって思ったよ。しんどいよな。

で思うんだ。

メキシコへの壁が完全封鎖されて困るのはアメリカだねって俺は思うぜ。労働力減少の影響とかっていうことは俺には統計的な数字もないし、わからないのだけど、隣国を非難できなくなったアメリカ国内の問題が浮き彫りになる日がくる。

アメリカはヘリテージや文化を大切にするという事は優先順位が低かった、のだなと肌身で体験した。引き換えに効率性と経済的なパワーを追求・優先して国はどんどん成長してた。だから思う、アメリカ「本土」(ハワイは違うぜ)でのアメリカ人としてのアイデンティティは(ひとによるが)誰かを非難するような比較対象国があることで自分が何人なのか、のアイデンティティが成り立つ、事が往々にしてあると当時、感じていた。

(てかさ、そんなんどうでいいけどBibleじゃないけど「Love thy neighbours, ,man, 隣人を愛せよ??」Where is Love?)

そりゃいい人もいるし悪い人もいる。アメリカにも本当に言葉にはできないほどの感謝をしている人もいる。しかし、総評は、残念だが、おれには慣れなかった。結局20年ちかくいたけど笑。

でも思うぜ、運が悪かったのか良かったのか、島国出身の俺は国境の隣同士の国と国の関係や、特に他国へのリスペクトという点で実際に体験して、俺は色々な事を考えることができたんだ。スペイン語も少しだがわかるようになったぜ。あの面白いメキシコがなければサバイバルできてなかったと思う。

だからアメリカにもメキシコにも、色々な事に感謝しているんだ。

メキシコにいつかまた行きたいと思う、Orale〜!

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