自分には二匹いた。一匹目はポインターとセッターのミックス。二匹目はバセットハウンド。二匹とも、なぜか、初めの出会いは俺。俺がもらいにいったり、えらんだり、した。一匹目は俺が10歳の時で、ピクニック籠にいれて電車で連れて帰ってきた。もう道中は何回もカゴの蓋を何回もあけしめして、寝ている子犬をみながら、もうワクワクしてたまらなかったなー。地下鉄乗って、隣に座ったおばさんが、「あら、わんちゃん、君のなの?」ってきかれて、「はい、そうです」って言えた時はうれしかったな
名前は何にしよう。どうやって育てるんだろう。これからずっと一緒だな、なんてね、心が踊る様な気持ちというのはあれが初めてだったと思うね。
今考えれば、イヌとの方が仲が良かった。一匹目の子は悪さばっかしたっけな。逃げ出してばかりで。足がとてもはやくてね。おじさんが150ccのスクーターで追い掛けたけど、彼女はレースの遊びだと思って、全速力以上ではしってたよ。コーナーなんかアメリカンコミックみたいに、足がぐるぐるして、ドリフトしてたもんね。
大学生の時、学校に犬を連れて行った。で、おれもロクデモないので、おもわずふざけて、「いってらっしゃい!」と大学の学食でリーシュはなしたことがあってね。もう今更ながらに「あん時はすんませんでした!」うちの犬が、ご飯の匂いに興奮しながら学食の食堂中はしりまわってた。笑ったなー。18歳くらいまで生きたよ。彼女は本当体が強かった。
二匹目の子は25歳くらいの時かな。バセットは足も短いし(Bassetはフランス語で短いの意味)、逃げても捕まえるのが楽でね笑。当時は夜勤してたので、うちに来た当初は、俺が日中面倒みてた。子犬だったし、俺のあとをどこまでもついてくる。母親だとおもってたんだよね。一回お風呂までついてくるので、その子犬を浴槽にいれてみた。なんか宇宙遊泳みたいだった。ゆっくりー動いてた。笑笑。
頭のいい犬でね。俺が泣いているふりをすると、タオルを口にくわえてもってくる。長い耳をひきずりながら、えっちらおっちら、持ってくる。優しい犬だったな。わらったなー。
最近、娘が犬をほしいって言うんだ。まだかな、でもいつか一緒に飼おう。犬はいい。無性の愛ってあるって犬からおそわったからね、おれ
