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Life Work vs. 金

私は幸福だと思う。死ぬまで成長を続けられる「なにか」をひょんな事から発見できた。アートはいつのまにか、外に向かっての構築というよりは、内側の無限性に興味があって、掘っても掘ってもそこに辿り着かない、そんなことに「希望」すら感じるようになってきた。

外から見れば、いわゆるダウンタイムは9割、なにか発表できるようなタイミングは1割、で平均すると、なんら他の職業のヒトとは変わらない人生だと思うこともある。

不思議と「有名になるんだ」とか「お金をかせぐぞ」などと自分の腹の底から思ったことはない。時折東京に帰ってきた時に外的要因にゆさぶられる(私の心の優柔不断さ、笑)時はあったのだが、ふと我にかえると、そんな事はどうでもいい、と思えるほど、自分の採掘作業が気になるのだ。

お金に関していうと、自分が世間にとって必要な人間となり得た場合にのみ、その必要なお金がはいってくる。例えば、自分の知識や経験が世の中のためになる場合、シチリアの高校でのワークショップなど、メキシコでの壁画作業など、資金面で誰かが助けてくれる。必要な時に必要な分だけ。それがいい。

お金を稼ごう!と思ったこともあるのだが、いまいちやり方がわからない。笑

商売の方法や、人へのアドバイス、コンサルティングなどは、仕事でしてきたし、なんとなくシステムやコツは頑張れば見えるのだが、じぶんの話になると、まず興味がない。自分が世間の各所の人たちにとって必要な人間であれば、資金は得られるだろうが、余剰はあんまり期待していない。(でも、不思議なのだが、アーティストにとっての「旅は肥やし」なので、幾度となく、「必要枠」として世界各地に旅をしてきた。アーティスト=必要枠が大きいってのはある)

などと、雨音を聞きながら。。。

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